神田サオリ | インタビュー

2012年07月07日 Sat

前回、live painting artistの神田サオリさんの作品を紹介させてもらった。今回はもう少し彼女自身にクロースアップし、インタビュー形式でお届けしたい。

※前回の記事はこちらから。

Q1. Live Painting(または絵)を始めたきっかけは?

小さい頃からずっと絵を描くのが好きです。2歳の頃イランイラク戦争中のバグダットに住んでいたのですが、日本のおもちゃは勿論手に入らず(笑)父親が会社から持って帰って来てくれる使用済みの紙の束の裏に絵を描くのがとーーーっても楽しかったのを覚えています。

Live Paintをはじめたキッカケは、音楽との出逢いから。

武蔵野美術大学の学生だった頃 学校にほとんど行かないダメな奴だったんですが、いつもいろんな面白いミュージシャンやアーティスト達と出会ってはイベントに参加していました。当時あった六本木のPLASTICというハコにて、「マンダリッシモ!」という伝説的なお祭りイベントが毎月開催されていて、そのオーガナイザーでありメインアーティストだった東京チャンプルー(現PECOMBO)のみんなのLIVEを見たとき、「ああ!みんなが唄う後ろで絵を描いて、LIVEの最中に絵がどんどん産まれたらぜったいかっこいい!」と意気込んで、やることになったのですが 実際はまったくダメダメでした。薄いペラッペラの布をただ天井から吊るして、小さな筆で描こうとしても、まさに暖簾に腕押し。自分のイメージしていた線なんか一切描けないままむなしくLIVEは終了。めちゃくちゃ落ち込んだはずだったんですが、なぜか諦めずに 「またいつかやってやろう」と思っていたんですね。みんなで一緒に盛り上がる中、描きたい!という想いが強かったんだと思います。

私は 絵を描くことで 色んな体験をさせてもらって 色んな出逢いをもらっています。この10年の間に ほんとうに たっっっっっっくさんの 素晴らしいミュージシャン、様々なジャンルの才能と出逢って。その度に自分でも知らなかった扉を開いてもらって どんどん変化してきました。描き終わった後自分で「こんなことが起きてたんだ。。。」と自分で驚く様な絵を描かせてもらってきました。

「LIVE」生きてる事を、そこにいるみんなと一緒に感じまくれる時間が大好きなんです。

Q2. 神田さんのLive Paintingは繊細でありながら、ダンスにも見えるし、且つ野性的で激しくも見えます。神田さん自身のLive Paintingをするときはどんな気持ちで絵を描いていますか?

身体全部で きもちいい。。。。を追いかけている感じです。考えると苦しくなるので とにかく 感じて感じて感じたままに全身で挑みます。ほんとうにいい時は 自分の事を忘れています 何か自分が描いてるんじゃない感じです。激しく動いているんですけど、真っ白で静かな所に時が止まった様に居る感じです。ありがとうー。。。って泣きそうになります。(実際良く描きながらうれし泣きしてます)

Q3. 神田さんはLive Painting Artistとして世界各国で活躍されています。最近形になったプロジェクト、進行中、またはこれから予定しているプロジェクトをお話できる範囲で教えてください。

昨年末から今年にかけて香港で個展を行いました。(フォトギャラリーはこちら

昨年 箱根の某邸宅の天井画を描きました。

今年5月 香港に新しくオープンする和食料亭の内装壁画を担当しました。(フォトギャラリーはこちら

現在7月末放送予定のTBS某番組に密着取材を受けています。来年4月にはカザフスタンのミュージアムで個展をします。そして来年からマニラに滞在して天井画を描きます。

その他近年手がけたプロジェクト。

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2009年TOYOTA Lexus RX新車発表会にて雅楽師・東儀秀樹氏とセッション、
2010年Alfa Romeo[MiTo]CMアートワーク担当、
2010 VIVIENNE TAM 新作展示会出演、
2012 Canon 5D Mark III Official movie 出演&Artwork 担当
2012年香港RED SQUARE GALLERYでの個展&パフォーマンス等

詳しくはWEBSITEに写真や動画などをまとめてあります☆

Q4. アートはこの世の中でどのような存在で、どんな役割を担っていると思いますか?

「感じる」を呼び覚ましてくれるもの。

私はかなり現実的なタイプのアーティストだと思っています。作品を創る事も一人でやっている感覚がありません。常にいろんな人と出逢って関わってチカラを持ち寄りあってプロジェクトを無事終えた時に一緒に 嬉しい。。。!ってなれる瞬間を求めてやってる感じです。

絵を描く事だけでなく 制作もマネージメントもプロデュースも自分でやってこそ、色んな人と出逢えて深く関われて楽しいです。キャパが足りなくててんてこ舞いになる事も良くありますが(笑)。打ち合わせ大好きです。仕事大好きです。生きてるーーーー。。。。って実感を なるべく一緒に感じて生きて行きたいです。

Q5. 最後にこれからの若者へ一言お願いします。何かにチャレンジして世界へ出て行く時代だと思うので、何かを成し遂げるのに何を意識していけば良いと思いますか。海外の方々とLive Paintingを通してお仕事をされるときに一番意識していることは何ですか?

生きている限り、色んな人と出会います。自分に巡って来てくれた出逢いを大切に味わって(辛い出逢いも何か意味がある)。お互いのチカラを活かし合って生きて行くんだ!というエネルギーが大切だと思います。
世界中に まだまだ逢いたい人が生きているんだと思います。自分の得意な事で、目の前の人を喜ばせたい。っていう気持ちからあふれるパワーは万国共通だと思います。

語学は出来るに越した事はないので 勉強するべきだと思います。(私も英語再勉強中です。。。)あ、出逢った国のみんなと 地元のご飯を一緒に食べること大切だと思っています。「美味しい」「ありがとう」は どの国でもまず覚える言葉です。

Q6. 7月15日(日)の渋谷JZ Bratでのイベントはどんな内容のイベントですか?10周年とは神田さんにとってどんな意味がありますか?

SAORI’An活動10年目の節目である今年、私の尊敬する大好きなアーティストさんや、DJさんに参加して頂き踊描きと作品展示そして再会宇宙&遊び場を作れたら。。。!と思い立ちました★

私はパーティーの間中、時に語り逢いながら、時に入り込んで踊りながら、キャンバスを描くつもりです。この日集まってくれた皆とPowerを廻し合って10周年記念の絵画を仕上げたいです。
この機会にすてきな仲間達が出逢って 繋がってくれたら最高にうれしい!!というのがPartyのコアです☆.

Canon EOS 5D mkIII オフィシャルムービー[Eye of the Mind]

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Daisuke Inoue
Content Specialist: Digital Strategist & Communication Consultant

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